マッケンジー理論
腰痛の時は腰を丸めた方がよいか、反らした方がよいか、迷っている方はいませんか?
少し前までは腰を丸めた方がよいとされていました。
確かに脊柱管狭窄症など一部の腰痛は腰を反らすと痛みが増強するため丸めた方がよいとされています。
しかし現在は姿勢が崩れて起こる筋・筋膜性腰痛などは逆に反らした方がよいという考え方が主流です。
腰を反らすとい言う事を提唱したマッケンジー氏の名前をとってマッケンジー理論といいます。
腰は通常、前側に湾曲しています。
しかし姿勢が悪く、腰猫背が原因で腰痛の人は腰の前湾が消失し、酷いケースでは逆に後湾してしまっています。
この前湾の消失が腰痛の原因とされ、それを改善することが腰痛に効果的と考えられています。
ではどうやって腰を反らしたよいのでしょうか?
バランスボールがあるならお腹を上にして乗ると上手に腰が反らせます。
またうつ伏せに寝て、胸元に枕やクッションを入れ、本を読むような姿勢を取ると腰を反らすことが出来ます。
腰を反らして痛みが出るようなら、脊柱管狭窄などが疑われますので、反らすのをやめて専門医を受診してください。
腰を丸めても反らしても痛い!
腰を丸めても反らしても、どんな姿勢でも痛みがでるという方は要注意です。
内科的な腰痛の可能性があります。
筋肉や椎間板などに原因がある腰痛は、ラクになる姿勢・ポジションがあります。
しかし、どんな姿勢でも痛みが変わらないという方は内科的な疾患が疑われます。
膵臓ガン、腎炎や腎臓ガン、子宮筋腫などでも腰に痛みが出ることがあるのです。
腎臓の場合は腰の上の方を叩くと痛みがでます。
これらの場合、消化器内科や泌尿器、婦人科がそれぞれ専門になります。
一般内科など掛かり付けの医師がいるならまずはその医師に相談してみてください。
内科的腰痛の場合、一般的には整形外科的治療、整体やカイロプラクティックなどの手技療法では効果がありません。
しかし整体やカイロの場合、稀に筋肉の緊張からくる痛みを併発していると少しラクになることがあります。
施術者の臨床的知識が乏しいと内科的な痛みである事を見逃しがちになってしまい、治療が遅れ悪化してしまうことがあるので注意が必要です。
信頼できる整体・カイロプラクティックへ行きましょう。
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