お尻の痛み、まずは坐骨神経痛を疑え!
お尻が痛いと一口にいっても色々な疾患が考えられます。
中には腰が痛いと訴えていたけれど、痛みが出る部位を探ってみるとお尻の筋肉が原因だったということもあります。
まず最初に考えなければならないのが坐骨神経痛です。
これは腰椎ヘルニアが原因で、神経根が圧迫されて痛みが出るので原因は腰ということになります。
整体やカイロプラクティックなどの手技療法で痛みが軽減することもありますが、専門医の受診を勧めることもあります。
坐骨神経痛と診断されるものの中には、お尻の筋肉である梨状筋の緊張が原因とされる梨状筋症候群だったというケースもあり、この場合は整体・カイロなどの手技療法が奏効します。
殿筋炎とトリガーポイントからの関連痛
次に梨状筋以外の筋肉のトラブルです。
大殿筋炎は大殿筋と呼ばれる、お尻全体を覆う筋肉の炎症です。
高齢者で腰が曲がっている方は長時間立っていると大殿筋が収縮して仙腸関節周辺に炎症を起こしてしまいます。
腰痛持ちで腰を丸める姿勢を多く取る方も大殿筋炎になりやすい傾向があります。
大殿筋より深層には中殿筋や小殿筋が存在します。
股関節にトラブルがある方や、腰痛、ひざ痛がある方は、中殿筋・小殿筋にストレスが掛かり異常収縮を起こし炎症を引き起こします。
また、これらの殿部の筋肉の異常収縮から仙骨周辺に痛みが飛ぶ場合があります。
トリガーポイントによる関連痛です。
仙骨や尾骨に痛みがある場合、転倒など外的要因がなければ殿筋からの関連痛であることが多いのです。
これら筋肉の痛み、トリガーポイントによる関連痛にはカイロプラクティックの手技が有効です。
殿部は腰や肩と比べると感覚が鈍いので症状の出にくい部位です。
多少のコリでは自覚症状はでません。
よって痛みがあるということは、筋肉の異常収縮がかなり進行しているということになります。
放置していても改善することはないので、カイロプラクティックの施術を受けましょう。
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