一部の指がシビレるような症状は神経症状の可能性がります。

頚部からはたくさんの神経が出ていますが、それぞれの神経が感覚を支配している領域が違うのです。

その指の感覚を支配している神経の通り道でトラブルがあると一部の指だけに症状がでます。

ところが手や腕の全体がシビレるというがあります。

この場合は神経症状ではなく、血行不良や筋肉疲労、全体的なコリが原因と考えます。

シビレがあるのが手の指だけの場合、指先や手だけを施術対象にしていても変化はありません。

全く良くならないのです。

頚部～肩、鎖骨下筋・大胸筋、肩甲骨上にある棘下筋、三角筋など上腕の筋肉、前腕の筋肉などにトリガーポイントが発生していることが多くあります。

それらのトリガーポイントを1つずつリリースしていくと、症状が軽減していきます。

胸郭出口症候群

このような病態で代表的なのが胸郭出口症候群です。

痩身でなで肩の女性に多いとされます。

なで肩の人は鎖骨の下の動脈が通るスペースが狭くなるので血管が圧迫され血行不良を引き起こします。

これが引き金となって筋肉の異常収縮が起こりコリとなるのです。

腕の持ち上げて脈と取ると脈拍が減弱していくのが確認できます。

重度の場合は手術で鎖骨を削ったりしますが、カイロプラクティックの手技で筋肉を整えることで解消するケースも多くあります。

電気治療や鎮痛剤ではなかなか良くならないと言って、保険診療からカイロプラクティックに切り替える方も多くいらっしゃいます。

病院で様子をみましょうと言われたら、カイロプラクティックをためしてみませんか？

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