【小児】膝蓋靭帯炎(ジャンパーニー)

膝蓋靭帯炎(ジャンパーニー)は大腿四頭筋から繋がる膝蓋靭帯(図参照)の炎症。

(出典：医道の日本社クリニカルマッサージ)

膝のお皿の下あたりが痛みます。

オスグット病と発症のメカニズムは同じですが、オスグット病は成長期では脛骨粗面が軟骨組織で脆弱なため、膝蓋靭帯よりも先に脛骨粗面に損傷が起きます。

成長期が終わり脛骨粗面が骨化し丈夫になると、同様の負荷が掛かった場合、脛骨粗面より上部の膝蓋靭帯に損傷が起きます。

よって発症の年齢は脛骨粗面が骨化した高校生以上となります。

名前の通りジャンプする動作が多い競技のプレイヤーに起こります。

ジャンプする動作は、瞬間的に大腿四頭筋が強く収縮するので、動作が反復されると膝蓋靭帯にストレスが掛かります。

競技別にみると、オスグット病と同様に、陸上、体操、ダンス、サッカー、バレー、バスケ、テニスの競技者に多くみられます。

レントゲンなどの画像診断では異常は認められませんが、時に石灰化が認めれれることがあります。

十分な治療がされることはなく、電気治療やレーザー治療などで通院する程度です。

しかし、これでは改善が期待できないことから、より積極的な治療を求めてカイロプラクティックを選ばれる方も多くいます。

特に、将来トップアスリートを目指す人には高校から大学の時期はアスリートとして成長の時期です。

この時期に競技から離れることはその後のアスリート人生を大きく左右します。

カイロプラクティックでは膝蓋靭帯炎の原因となる大腿四頭筋を中心に体幹やハムストリングといった周辺の筋肉とのバランスを改善します。

電気やレーザーよりも密度の濃いアプローチになるため施術効果は大きいと言えます。

体幹と整えることでパフォーマンスの向上も期待できます。

また、ストレッチなども合わせて行い、自宅でのセルフストレッチも指導しています。

カイロプラクティックは本場アメリカではアスリートのボディメンテナンスにと入れられている臨床的手技療法です。

膝蓋靭帯炎でお悩みならカイロプラクティックを取り入れてみませんか？

膝蓋靭帯炎(ジャンパーニー)